免疫ミルクは抗がん剤、放射線治療で低下する免疫力を回復させるためです。
がん患者の死亡原因のおよそ40%はがんそのものではないのです。
がん毒素や抗がん剤、放射線治療などで免疫力が低下し、病原性細菌による日和見感染を起こし、死亡しているのです。
特に多いのが肺炎を併発して悪化させ、そのまま死に至っている場合が多いです。
抗生物質は腸内悪玉細菌の増殖を抑制すると、腸内善玉菌まで殺してしまい、症状はさらに悪化します。がん患者はまず免疫力を回復させ、強くすることが課題になってきます。
その免疫力回復のために目をつけられたのが、免疫ミルクというわけです。
放射線実験では免疫ミルク群のマウスは普通ミルク群マウスより細菌数が少なくなっており、免疫ミルクに含まれるlgG抗体が腸内悪玉細菌にくっつき、腸壁への付着を予防した結果と考えられています。
また腸壁を突破して体内に侵入した悪玉細菌についてはlgG抗体が食細胞と悪玉細菌をくっつける糊のような役割をし、食細菌が菌を食べやすくする手助けをしています。
抗がん剤投与実験でも、副作用を緩和し、延命率をあげた免疫ミルクを与えたマウスと普通の餌を食べ続けたマウスに致死量の抗がん剤を投与すると、免疫ミルクを与えたマウスは実に40%が生存し、その後健康な状態へ回復していくという脅威の結果を見せました。
これを人体へも応用できると、研究者は考えています。
がんと一口に言っても、がんの死亡率はがんそのものではなく感染症などによるものが多く、免疫力が強ければ生存率もあがるのです。
それを実証した実験結果と、免疫ミルクの実力が示されたということになります。
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